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一次情報にこそ価値がある

今から2年前、トヨタ自動車の豊田章男社長は「100年に一度の大変革の時代を生き抜くために」という社長メッセージを出しました。

「私は、トヨタを“自動車をつくる会社”から“モビリティカンパニー”にモデルチェンジすることを決断しました」から始まるメッセージの中で、約100年前の米国に1,500万頭いたとされる馬が、今では1,500万台の自動車に置き変わった現実を踏まえ、「今はその時と同じか、それ以上のパラダイムチェンジを迎えているのではないか」と問いかけています。

過去の苦難を生き抜いてきた企業にはいくつかの共通点がありますが、そのひとつは「時代の変化への対応力」ではないかと思います。

フィルム製造から化粧品、医薬品へと分野を広げ、近年は医療用機器の製造受託にも注力している2兆円企業といえば富士フイルム。

ゲーム機やゲームソフトで世界的に有名な任天堂の原点は花札。

国内外で約2万店舗を展開するローソンは、元をたどれば米国オハイオ州の牛乳屋でした。

時代を生き抜いてきた企業は、その時々で業種業態を変容させながら環境に適応する工夫をしてきたのでしょう。

ところで、こうした良い例をいくら聞いても、人づてやネットの情報では実感が乏しく、自分事になりにくいものです。

結果、頭で分かっていても行動につながりません。

そこであなたの周りに長く続いている商売があれば、ぜひ直接出向いて、ご本人から話を聞いてみてはいかがでしょうか。

実際にやっている人が持っている「一次情報」にこそ、時代を生き抜く知識や知恵が詰まっていると思います。

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